「楽しい仕事」とは?仕事を楽しめる人と仕事が楽しめない人の違い

せっかく働くのであれば、「楽しく仕事をしたい」と考えたことがある人は多いでしょう。仕事が楽しければ自ら積極的に仕事をして、優れた成果を上げ、自分にも会社にも良い影響を与えられるはず。
一方で、「楽しい仕事など本当にあるのだろうか?」と感じている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、好きなことを仕事にするメリット・デメリットや、楽しい仕事を見つけるためのポイントについてご紹介します。

<目次>
1. 「楽しい仕事じゃないから辞める」は正しい?
2. 好きなことを仕事にすると楽しいのか?
3. 仕事が楽しくない理由
4. 仕事を楽しむための考え方
5. 楽しい仕事は自分で見つけるもの

「楽しい仕事じゃないから辞める」は正しい?

転職を考えるとき、仕事を楽しめないことが退職理由になる場合があります。では、仕事が楽しくないから辞めるという考え方は正しいのでしょうか。

●仕事を楽しめていない人の特徴
仕事を楽しめていない人に理由を聞いてみると、「上司との人間関係に悩んでいる」「扱っている商品やサービスに魅力がない」「成果に見合った待遇を得られていない」などと他責する傾向が見られます。このように考えてしまう人のなかには、今の職場で仕事を楽しむための取り組みを行わないまま、「転職すれば楽しい仕事に出合えるだろう」と期待して仕事を辞めてしまう人がいます。

●誰にとっても楽しい仕事は少ない
仕事を「楽しい」と思う基準は、人それぞれ異なります。ひとりでコツコツと行う仕事が好きな人と、大勢とコミュニケーションを取りながら進める仕事が好きな人とでは、同じ仕事でも感じ方が変わってきます。
たとえば、新規クライアント企業へ電話営業を行うAさんとBさんがいたとします。Aさんは「知らない会社に電話をかけて話すのは、世界が広がって楽しい」と考えていても、Bさんは「テレアポは面倒でつまらない」と感じているかもしれません。
同じ内容の仕事をしていても楽しめる人と楽しめない人がいるように、すべての人にとって楽しいという仕事はほとんど存在しません。

●自分が仕事を楽しめるかが重要
今の仕事が楽しめないからという理由で転職しても、自分が前向きな考え方に変わらない限り、同じことの繰り返しになる可能性が高いでしょう。ほかの人が楽しそうに働いている職場であっても、楽しいかどうかは結局、自分の捉え方次第です。
また、転職を何度も繰り返すことで、より仕事を楽しめない状況を自らつくってしまっているケースもあります。短期間で退職するとスキルが身に付かず成長できないため、いつまでたっても仕事がおもしろくないというわけです。

好きなことを仕事にすると楽しいのか?

人気の職種は希望者が多く競争率も高いため、好きなことを仕事にすることは簡単ではありません。また、好きなことを仕事にしても、うまくいかない人もいます。「好きなことを仕事にしたい」という人は、あらかじめメリットとデメリットを知っておきましょう。

●好きなことを仕事にするメリット
好きなことを仕事にする一番のメリットは、やりがいを感じられることです。憧れていた仕事に就けると、どんなことでもおもしろく感じて、大変なときでも頑張れるものです。
また、自分の好きなことなので基礎知識があったり、好奇心でさらに積極的に学んだりしながら仕事の基礎が早く築かれるため、成長もしやすくなります。
たとえばゲーム好きな人がゲーム製作会社で働く場合、その人たちはもともとゲームに興味があり、基礎知識が身に付いています。業務においても知識が活きてくるので、ゲームにまったく興味がない人に比べて仕事を早く覚えることができます。また、好きなゲームに携わることができ、自分の手でたくさんの人にプレイされるゲームをつくることにやりがいを感じられると、生き生きと働くことができるでしょう。

●好きなことを仕事にするデメリット
デメリットとして挙げられるのが、好きなことゆえのミスマッチです。好きなことを仕事にしても、「想像していた仕事と違った」「こんなはずではなかった」と感じてしまう場合があります。たとえば、「華やかなイメージに憧れて広報職に就いたが、実際は地味な業務が多くて不満を感じてしまった」「エンターテインメントの世界に憧れてテレビ業界のAD職に就いたが、想像以上の激務でつらい」など、いずれも好きなことへの憧れが大きすぎて、働き始めるまで仕事の短所が見えていなかったというケースです。
また、好きなことに対する熱が冷める、飽きるということもあります。好きなことを仕事として始めたものの、うまくいかずに仕事が嫌になり、結果的に好きだったことも嫌いになってしまったというパターンです。

仕事が楽しくない理由

仕事が楽しくないと感じたら、まずは「原因がどこにあるのか」と振り返ってみましょう。客観的に見てみると、仕事内容以外のことが原因になっているかもしれません。

●自分のスキル不足
仕事で成果を上げるためには、スキルを身に付けることが必要です。スキルが不足していると、できる仕事が限られてしまい、満足感を得られなくなります。また、仕事がうまく進まなくなり、仕事に悩み始めます。
逆に、好きなことを仕事にしていなくても、スキルを身に付けて成果を上げられれば、仕事が楽しくなり、さらにスキルアップに励むという好循環が生まれることもあります。

●将来の目標がない
「将来はこうなりたい」というキャリアプランやビジョンをもって働くことは、前向きに仕事を続けるうえで大切なポイントです。キャリアプランやビジョンがないと、ただ漠然と毎日仕事をこなすだけになり、その結果、「仕事に対する意欲が湧かない」「やりがいがない」「将来性がない」と感じるようになります。

●人間関係がうまくいっていない
会社で働くなら上司や部下、同僚、取引先の人などと連携を取って仕事を進めることが不可欠ですが、仕事がつまらないと感じている人はコミュニケーションをうまく取れていない場合があります。報告・連絡・相談をはじめとする最低限のコミュニケーションを取らないと、ミスやトラブルにつながり、仕事が円滑に進まず、つまらなくなっていきます。

●プライベートが充実していない
プライベートが充実していれば仕事に対しても前向きになり、楽しむことができるでしょう。仕事とプライベートの両立は大切で、プライベートで悩みを抱えていると、仕事に集中できず、ミスやトラブルを招くことがあります。反対に、仕事とプライベートの両方が充実していれば、どちらの側にも良い影響を与えるものです。

仕事を楽しむための考え方

楽しい仕事をするためには、まず自分の考え方や行動を変えることが必要です。仕事を楽しむためにポジティブに考える癖をつけましょう。どのような考え方や行動、解決策があるか紹介します。

●モチベーションが上がらない理由を見つける
「仕事がつまらない」という人は、今の仕事でなぜモチベーションが上がらないのかを明確にしましょう。「単純作業が多い」「待遇に納得がいかない」「人間関係に問題がある」「仕事内容が自分の性格に合っていない」など、楽しめない理由が何かしら見つかるはずです。理由が見つかれば改善策も考えられますし、その理由を転職先の条件にすれば、同じ失敗を繰り返すことなく不満を解消できます。

●未練を残さない
「この仕事は本当にやりたいことではないから、楽しくない」と思うのなら、転職は大きな転機になります。働く条件において「仕事内容」を優先したいのであれば、待遇や環境、企業の知名度がどんなに素晴らしくても、本当にやりたい仕事でないかぎり、心が満たされることはありません。
憧れの仕事やどうしてもやりたいことがある人は、思いきって一度その職種にチャレンジしてみましょう。仕事内容に満足すれば、楽しく働けるようになるかもしれません。

●結果を出す
仕事で結果を出して周囲から認められると、自然と楽しさを感じるようになります。何事も「やりたくない」と思わずに、最初は小さなことから目標を見つけ少しずつ頑張れば、結果を出せる可能性は高まります。仕事がうまくいって、周囲から感謝されたり必要とされたりすると、自分の存在意義を確認でき、前向きに仕事に取り組めるでしょう。

楽しい仕事は自分で見つけるもの

どのような会社や仕事内容であっても、楽しいと感じる人と、そうでない人がいます。日々働くのであれば、楽しく仕事ができたほうが幸せです。今の仕事がつまらないと感じる人は、まずその原因を明確にしてみましょう。そのうえで、自分で変えられるところは改善し、楽しい仕事にしていく意識をもつことが大切です。
原因を明確にしたうえで現在の仕事を楽しめない人や、自分の力では改善できないと感じている人は、転職も視野に入れて検討してみてはいかがでしょうか。

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